グリセリンは、優れた保湿効果があり安全性が高く、多くの化粧品に配合されている成分です。
しかしその反面、ニキビの原因であるアクネ菌の栄養源となりアクネ菌の増殖をたすけてしまう可能性があるという研究結果もあります。
ネット上では、グリセリンの入っていない『グリセリンフリー』のスキンケア用品を使うことで、ニキビや皮脂の悩みが改善したという口コミが多数あるため、それらの悩みがある人に注目されています。
そこで今回は、ネット上で見つけたグリセリンが合わない人の特徴から、グリセリンフリーのスキンケアに変えたら効果がでる可能性のあるサインをまとめてみました。
実際に私もこれらすべてに当てはまり、グリセリンフリーのスキンケアに変えたことで肌質が改善したので、ひとつの目安として参考にしてください。
グリセリンフリーのスキンケアを試してみる価値ありなサイン
生活習慣に心当たりがないのに常にニキビができる
大人ニキビの原因は、生活習慣の乱れやストレス、生理周期などが複雑に絡み合っていると言われています。
しかし、食生活や睡眠時間に気を付けていても、生理前など決まったタイミングでできるのではなく常にニキビができる状態は、スキンケアが合っていない可能性があります。
グリセリンは、化粧品の成分としては非常にメジャーな成分なので、グリセリンが合わない可能性があるというのは盲点になりやすいです。
私の場合は、何をやってもフェイスラインのニキビが改善しないので、シンプルな成分の化粧水にしようと思い、一時期、化粧水を自分で作っていました。
しかし、その成分は、精製水とグリセリン(!)の2種類。
グリセリンは一般的に、優れた保湿効果があり、安全性が高く、さらに安価という素晴らしい成分なので避けるのがホント難しいです。
市販のスキンケア用品の9割くらいには入っている感覚がありますし、私の例のように、最後の最後まで入ってくるような成分です。
何をやってもニキビが改善しない人は、グリセリンが盲点になっている可能性があります。
スキンケア後に肌が赤黒くなる
ネット・SNS上ではグリセリンフリーのスキンケアに変えてから、肌が赤黒くくすむのが改善されたという口コミがたくさんあります。
この赤黒くなるメカニズムは調べても分からなかったのですが、グリセリンが肌に合わないとこのような変化があるのかもしれません。
私の場合も、お風呂上りの肌は透明感があるのに、スキンケアを行うと肌が赤黒くなり透明感がなくなりくすんだ感じになっていました。
しかしこの赤黒さは、この化粧品合わない!と感じるくらい劇的な赤みではなく、透明感がなくなる感じなので意外と気が付きにくいです。
スキンケア後の赤黒いくすみに心当たりがあれば、グリセリンフリーを試してみても良いかもしれません。
シートマスクを使うと逆に肌の調子が悪くなる
シートマスクは、グリセリンが含まれている確率が高いスキンケアアイテムです。
化粧品の成分は配合量の多いものから順番に記載するというルールがあるのですが、パッケージ裏の成分表を見ると、シートマスクでは、2番目くらいにグリセリンが入っているものも多いです。
スペシャルケアで、シートマスクを使っても、効果が感じられず、逆にベトついたり肌の調子が悪い場合は、グリセリンフリーのものを選んだ方が良いかもしれません。
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