新型コロナウィルスのための自粛で、ふと気が付いたこと。
ずっと頭の中にはあったのだけれど、上手く言語化できなくてモヤモヤしていたものが、やっと言語化できたので書いてみようと思います。
ファッションは、手段か目的か。
今現在、新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、ステイホーム中。
家から出るのは、徒歩1分のコンビニと、徒歩5分の小さめなスーパーに時々買い物に行くのみで、1日のほとんどの時間を家の中で過ごしています。
出会う人も、家族のみ。
この状態が1カ月くらい続いているのですが、
私は、何故か、通販で新しい服を買ってしまいます。
家族以外誰とも会わないのに。
街にも出かけられないのに。
自粛期間で、”パジャマで過ごす時間が多くなった”とか、”服を買う気持ちがなくなった”なんて声も聞こえてきますが、私は以前と変わらず、服を買っています。
なぜ?
なんで新しい服が欲しくなるんだろう?
と改めて自問してみたのですが、
私にとって『服を買って、コーデを考えること』
これ自体が目的なんですよね。
だから、誰にも会わなくても服が欲しくなる。
誰かに会うため、出かけるためとか、自分の印象を良くするためとか、そういう”手段”として服を買っているのではなく、単純に、服で理想の組み合わせを作るのが楽しいんです。
小さい頃に、お人形で着せ替えごっこをしてた延長で、『アタシの考えた最高のコーデ』を作るがただただ楽しい。
自分で自分自身が着る服をコーディネートするのは、パーフェクトバディーのお人形でコーディネートするよりも何十倍も難易度高いですから、子どもの頃の着せ替えごっこよりも高いスキルが必要です。
でもそこがまた燃える要素だったり。
服じたいの組み合わせは、可愛いのに、着てみると自分には似合わないとか、そういうトラップが普通にありますから。
そういったトラップをかいくぐり、パズルをはめるように、姿見の前でコーデを考えて、ピタッとはまったコーデができた瞬間がものすごく楽しいんです。
私にとって、ファッションとは、ある種のゲームなんでしょうね。
緊急事態宣言が5月末まで延長されるということで、ステイホームの生活がまだまだ続きそうですが、私は、今後も、
見せる相手がいないのに買う?
という至極全うな頭の中の声と葛藤しながらも、通販で気に入った”スペシャルなアイテム”を買っていくのだと思います。
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