12星座には、それぞれの星座がもつイメージ・世界観があります。
それをファッションにあてはめると、自分の雰囲気にぴったりマッチする服装を調べることができます。
ただ、○○星座はこんな感じの服が似合う!とパッと言えたら簡単なのですが、人から見たときの印象や自分から見た好きなファッションの傾向などを複合的に見るためには、12星座占いより詳細に占えるホロスコープをだして読んでいくのがベストです。
今回は自分のホロスコープの出し方と、ホロスコープを用いたファッション考察の仕方、12星座別のファッションイメージを書いていきます。
“占い”という方向からのアプローチですが、自分について客観的に見ることができるようになると服選びがぐんと楽になるので、ぜひ活用してみてください。
ホロスコープの出し方
12星座占いとホロスコープを用いた占星術との違いって?
『私は、魚座』『ボクは獅子座』という自分の星座。
これらは占星術的に言うと、生まれたときに太陽がその星座にあったという意味です。
生まれた時の太陽の位置は、生まれた日から簡単にわかります。
太陽は自分の人生の目的を表すので、太陽がどの星座にあるか知っていれば占うことができる12星座占いが雑誌やテレビ等で幅広く普及しました。
一方、ホロスコープを作ると太陽の位置だけでなく、水星、金星など太陽系の他の惑星がどの星座にあるのかもわかります。
太陽が人生の目的を表すように、水星なら知性やコミュニケーション、金星なら恋愛や好きなものなど、それぞれの惑星が示す意味があるので、太陽だけをつかう12星座占いよりも詳細な占い結果を得ることができます。
ホロスコープを出すには?
昔はホロスコープを出すために難しい計算が必要でしたが、現在では無料でホロスコープ計算してくれるサイトがたくさんあるので、それを使います。
『ホロスコープ 作成』で検索すれば無料サイトがたくさん出てきます。
”ネイタルチャート”または、”出生図”というのが、自分のホロスコープのことなので
入力フォームに、
☆出生時間
☆出生場所
を入力しましょう。
そうすると、このような図が出てきます。
似合うファッションを考察する際には、Asc・月・金星・太陽をつかうので、これらが何座にあるかを覚えておいてください。
ちなみに、例にあげた上記のホロスコープでは、
月:牡羊座
金星:双子座
太陽:双子座
となります。
ホロスコープを用いたファッション考察
ホロスコープが出せたら、Asc(アセンダント)、月、金星、太陽がそれぞれ何星座に入っているかを確認してください。ファッション考察ではこれらを使います。
それぞれが意味するものは、ざっくりこんな感じです。
☆月…自分的にしっくりきて落ち着くスタイル
☆金星…好きなスタイル
☆太陽…仕事で自分のキャラを際立たせたいときのスタイル
Asc(アセンダント)
ホロスコープ上でAsc(アセンダント)が指し示す星座は、あなたが生まれた瞬間に東の空に昇っていた星座です。
Ascには、生まれ持った基本的な行動パターンや雰囲気が現れるといわれているので、Ascの星座がわかると第一印象で他人に与える印象がわかります。
占星術の本によっては容姿の特徴が読める(天秤座は、卵型の顔とか水瓶座は透明感ある色白など、)と書いてあるものもありますが、個人的には、その人のまとっている空気感が現れている感じかなと思います。
たとえば容姿の特徴だけ見ると、色素薄い系の色白さんだったとしても、その人全体を見ると『スポーツ得意で明るそう』と第一印象で感じる人もいると思います。
この、初対面の人が感じる『○○そうだな』という全体の空気感のイメージがAscの示すものだと思います。
この全体的な空気感のイメージは、自分自身では気が付きにくく自覚できないことが多いのでAscを知ることは自分自身を客観的に見る手助けとなります。
自分が相手に与える第一印象を把握しておけば、初対面の人と会う時には、『安心してもらうため第一印象とギャップが少ない服にしよう』または、『インパクトを残したいからあえてギャップのある服を着よう』など、対策をたてることができます。
★Ascの星座に沿ったファッションを身に付ければ、第一印象とギャップが少なくなる
☆合コン・婚活パーティー・新年度など初対面の人と出会う時は、Ascに沿ったファッションのほうが違和感を持たれにくくなるのでおすすめ。
☆大勢いる中でインパクトを残して自分を覚えてもらいたいときは、あえてAscと違うものを着るのもアリ。
月
月は、感情・子供時代のようす・母親との関係などを司る天体と言われています。
安心したときやリラックスしているとき、素の自分でいるときの性格が一番反映されるのが月です。
子供のころから、○○な感じが安心するし落ち着くんだよな~というものが月にあらわれます。
ファッション面で言い換えると、昔から変わらない部分での安心するスタイルが月からわかります。
子供のころにあまりジーパンを穿かなかった子は、大人になってもジーパンがしっくりこない感じがあるとか、小さいころから着ていた肌触りの良い綿100%の肌着じゃないとやっぱり落ち着かないとか、そういった感じのものが月です。
そのため、この月を意識したファッションを土台にすると、安心感があり戻ってくる場所なのでファッションのテイストがぶれにくくなります。
☆制服や服装規定がある場合は、部屋着を月星座のものにするとリラックス効果あり。☆ワードローブの土台を月星座に沿った服にすると、テイストがぶれにくい
金星
★金星には自分の好み・センス・美の価値観があらわれる
☆金星星座のファッションアイテムは無意識レベルで惹かれるものが多いのですが、そればかり集めすぎるとワードローブがカオスになる場合があるので注意が必要です。
太陽
太陽は、自分の人生の目的や仕事をあらわします。
ですので、自分のキャラを際立たせることが仕事につながる人(タレントさんや自営業で表に出ていく人など)は、積極的に太陽星座を押し出していくと良いでしょう。
太陽星座をファッションにつかうと良くも悪くもキャラが色濃く、わかりやすくなります。
★太陽星座に沿ったファッションは自分をブランディングする必要がある人におすすめ
☆人気のある芸能人は太陽に沿ったキャラの人が多いので、自分の目指す星座の雰囲気がわかりずらい時は参考にしてみると良いでしょう。
12星座別 ファッションイメージ
☆月…自分的にしっくりきて落ち着くスタイル
☆金星…好きなスタイル
☆太陽…仕事で自分のキャラを際立たせたいときのスタイル
月:牡羊座
金星:双子座
太陽:双子座
★落ち着くスタイルは、牡羊座的なもの
★好きなスタイルは、双子座的なもの
★自分をブランディングするには、双子座的なもの
となります。
以下、それぞれの星座のイメージを書いていきます。
牡羊座
おひつじ座のテーマは、『Iam.』
私がいる!です。
12星座は、牡羊座からスタートして魚座までの12個の星座のサイクルで、人の一生を表していると言われています。
牡羊座は一番最初の星座。すなわち生まれたばかりの赤ちゃんのような星座であり、私がいるよ!というピュアさ、天真爛漫さを持った星座です。
牡羊座のイメージは、天真爛漫で明るく元気でパワフル。
男性的なエネルギーもある星座なので、アグレッシブさがあります。
自分でガンガン活動していく起業家なんかも牡羊座のイメージです。
それらのイメージを、ファッションアイテムに落とし込むと
☆ハッキリ明るい色
☆スポーティーなもの
☆(すぐに動けるように)スニーカー
などです。
全体的に、ハッキリ、わかりやすく、明るく強い感じふぁ牡羊座です。
牡牛座
牡牛座のテーマは、『I have.』
私は持っている。
牡牛座は、1つ前の牡羊座で生まれた赤ちゃんが成長し、自分という存在を自覚するようになった段階をあらわします。
すなわち、牡牛座は五感をフルで使って、何でもなんでも自分自身の体で感じてみたいという星座です。
五感を満たすような上質なものは、牡牛座的です。
安定・ゆったり・優雅のようなキーワードも牡牛座なので、良いものを食べて、良く眠って、良い教育も受けていそうなおっとり優雅なお嬢様が牡牛座のイメージです。
これらのイメージをファッションに落とし込むと、
☆コンサバ
☆上質な素材
☆フェミニン
などです。
質を重視するので、おのずとブランドもの・高価なものを選ぶことが多いですが、決してブランドだから買うということがないのが牡牛座です。
高いものが欲しいわけでなく、結局欲しいものは高いものになってしまう感じです。
双子座
ふたご座のテーマは『I think 』
私は、考える。
知識や、コミュニケーションなど頭を使う活動は、ふたご座の管轄です。
好奇心旺盛でフットワークが軽く、新しいことも大好きです。
旬な情報を誰よりも早く知っていて、それを周りの人にも伝えることができるインフルエンサー的な人が双子座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆風になびくような軽い、動きの出る素材感
☆流行りのデザイン
☆都会的で若いイメージ
などです。
双子座は”今っぽさ”をオシャレの中に取り入れるのが上手な人が多いです。
蟹座
蟹座のテーマは、『I feel』
私は、感じる。
蟹座は、母性的なやさしさをもつ星座です。
家族や価値観の合う仲間とリラックスして過ごすことに重きを置きます。
家に帰るといつも居てくれる安心の場所であるお母さんが蟹座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆パール
☆天然素材
☆リラックスウェア
などです。
蟹座は、安心感・親近感のあるスタイルにまとめてみましょう。
獅子座
獅子座のテーマは、『I will』
私は、志す。
獅子座は真夏の太陽のように華のある星座です。
本人にその気がなくても、集団の中にいると目立つタイプが多いはず。
堂々としていて豪華な服を身にまとった王様、女王様が獅子座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆華やかな柄物
☆ブランド品
☆ラメ・スパンコール
などです。
獅子座は、体のパーツでは”背中”をあらわすので、背中見せのトップスもおすすめです。
乙女座
乙女座のテーマは、『I analyze』
私は、分析する。
乙女座は、五感と知性が結びついている星座です。
自分で感じたことを分析して整理して、現実にどう対応していくのか考えることができるので実務能力が高い人が多いです。
細かい事務仕事を完璧にこなす職場の先輩が乙女座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆白シャツ・ブラウス
☆清楚で知的な雰囲気
☆メガネ
などです。
乙女座は、着崩して着るようなスタイルよりも、正統派な着こなしのほうが似合います。
天秤座
天秤座のテーマは、『I balance』
私は、均衡する。
天秤座は、物事の均衡がとれている状態を好みます。
バランス感覚が良いのでセンスが良いですし、人付き合いのバランスをとるのもうまいので社交的と言われます。
冷静に公平な視点からものごとを見ることができるムードメーカーが天秤座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆バランスのとれたスタイル
☆TPOがぴったりのスタイル
などです。
天秤座は、華美になり過ぎず、地味にもなり過ぎず、洗練して見える点を見つけるのが得意です。
蠍座
蠍座のテーマは、 『I desire』
私は、 欲する。
蠍座は、情が深く、一度つかんだ関係は離さない性質があります。
狭く深い関わりの中で徹底的な一体感を感じたい星座です。
直感が鋭く、洞察力も高いと言われています。
闇夜に咲く一凛のバラのような、ミステリアスでカリスマ性があるのが蠍座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆パープル
☆深紅
☆肌は見せない
などです。
蠍座の魅力は、肌を見せるより隠したほうがより引き立ちます。
射手座
射手座のテーマは『I understand』
私は、理解する。
射手座は、今ここにないものを目指して新しい世界に飛び立つような星座です。
自分から遠いところにあるものを求め旅をするので、外国にも縁が深いです。
射手座という字のごとく、興味があったらすぐに飛んでいくアクティブさがあります。
その一方、精神的な旅も好むのでどこか哲学的だったりします。
思いつくまま世界を自由に冒険する旅人が射手座のイメージです。
このイメージをファッションに落とし込むと、
☆デニム
☆パーカー
☆乗馬ブーツ
☆ワイルドなカッコよさ
です。
射手座は、作りこんだものよりも、ラフでヘルシーな着こなしのほうが似合いそうです。
山羊座
山羊座のテーマは、『I use』
私は、使用する。
山羊座は、目標に向かってコツコツ努力を続けることが得意で、それにより確固たる地位を築いていくような星座です。
伝統的なものや、格式の高いものも山羊座の管轄です。
カッチリスーツを着こなして背筋がぴしっと伸びたリーダーが山羊座のイメージです。
☆アンティーク
☆アーガイルなど伝統的な柄
☆本革のアイテム
山羊座は、流行のものよりも定番になっている正統派なスタイルが似合います。
水瓶座
水瓶座のテーマは、『I know』
私は、知っている。
水瓶座は、合理的な思考が得意な星座です。
合理的と聞くと”冷たい人”という印象をもつかもしれませんが、水瓶座の場合は、年齢・性別などによって態度を変えることなく、誰にでもわけ隔てなく接することができるフレンドリーさがあります。
水瓶座は、山羊座で築き上げた伝統ある社会を乗り越えて、次の新しい価値観をもたらすような星座なので時代の先端を行くような独創的なアイディア、SFチックなものも水瓶座のイメージです
☆メタリック
☆幾何学模様
☆ユニセックスなもの
☆宇宙っぽいもの
水瓶座は、少し個性的だと思うくらいのデザインのほうが逆に馴染む人が多いです。
魚座
魚座のテーマは『I believe』
私は、信じる。
魚座は、12星座の中で一番最後の星座です。
牡羊座から始まった12星座のサイクルは、この魚座で終わります。
『牡羊座でこの世に誕生し、魚座であの世に旅立つ』
と言われるように、魚座は、あの世とこの世の境目のような幻想的で神秘的な星座です。
自分と自分以外境界が曖昧になりやすく、感受性が豊かな人が多いです。
優しいアーティストが魚座のイメージです。
☆キャラクターもの
☆レース
☆チュール
☆小花柄
魚座の美は、レースやチュール、カスミソウのような、曖昧なものが集まってできる儚さのある美しさです。
☆参考書籍☆
コメント