似合う服は、自己肯定感を上げる。

似合う服は、自己肯定感を上げる。 サムネ 雑記

「自分に似合う服を着る」ことは、オシャレの面だけでなく、メンタルにも良い影響があると思うんですよね。

 

変に自分に厳しくて、自己肯定感が低いこと自体にも気が付かなかった私ですが、似合う服を探していく途中で、大きな気づきがありました。

 

その結果、少しずつですが自己肯定感を取り戻してきているように感じます。

ありのままの自分でいいやと思えるときが増えて、以前よりもだいぶ生きやすくなってきましたねー。あらゆる方面で、より寛容になれた気がします。

 

今回は、そんな自己肯定感とオシャレのお話です。

似合う服は自己肯定感を上げる

 

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

ウィキペディア(Wikipedia)より

「何かができる」とか、「何かを持っている」とか、そういう根拠が何もなくても「自分には存在する価値がある」と思えるという感覚。それが自己肯定感だそうです。

実は私、この言葉を初めて聞いた時、今まで自分が持っていた感覚と違いすぎて、混乱したんです。

「何も持っていない状態の自分を認めて良いの?本当に?」と。

それくらい、自己肯定感がなかった…。

 

過去の私は、「できる環境があるならば、より良くなるように努力し続けることが善」だと疑わずに生きてきたんですよね。

成長し続けなくては周りについていけない。という価値観が無意識にべったり張り付いていて、走り続けることこそが”正しいこと”でした。

なので、止まることは悪で、何もしない状態で良いなんてありえないと思っていたんです。

何もない状態の自分なんて、認めることができませんでした。

素の自分を認めることができないと辛いことがたくさんあります。

努力が実ってひとつ目標をクリアしたとしても、そこに留まることができず、すぐに不安に駆られてしまう。

今思うと、ぶっちゃけ、とても生きづらかった…。

 

それでも、この自己肯定感がない状態に疑問がなく生きていたのは、この状態が、成長できる・努力できる・向上心があるとして周りから評価されやすかったからです。

「走り続けないと自分は無価値である。」そのような恐怖心を常にこころの片隅に抱えながらも、周りの期待に応え評価されるため、走るしかなかったんです。

”オシャレになること”への誤解

私のベースの価値観には、今のままではいけない。努力して今までより良くならないといけない。というものがドーンと入っていたので、オシャレに関しても同様に、今のままではダメだという価値観がありました。

自己肯定感 オシャレ 説明図1

オシャレな服や流行りの小物を身に着けることで、オシャレに見えるようになる。

今の自分に何かプラスすることでオシャレになれる。

パーソナルカラー診断や、その他のファッション診断は、その『自分にプラスするとオシャレに見えるようになる何か』を教えてくれるものという認識でした。

 

しかしその後、実際にパーソナルカラー診断に行ったことで、この認識が大きな誤解だったことに気が付きます。

自分の良さが生かされている=似合う

パーソナルカラー診断では、実際にドレープ(いろいろな色の布)をあてて診断する前に、パーソナルカラーについての説明がありました。

そこでアナリストさんに言われたのが、

パーソナルカラーは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)に、調和する色、違和感なくなじむ色。ということでした。

自分にプラスするとオシャレになる”何か別のもの”を外側に求めてパーソナルカラー診断を受けに行ったのに、パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った素材の色、自分のなかに元々あるものだったんです。

自己肯定感を上げる 図2

自分のなかに既にあるものを、美しく・素敵に外側にアピールするという考え方は、当時の私には目からウロコでした。

 

パーソナルカラー診断は誤診を防ぐためスッピンで行うのですが、始まる前は何も盛ってない顔をまじまじ鏡で見ることができず、うつむきかげんでした。

しかし、アナリストさんがドレープを変えるたび、自分の顔色が生き生きとして見えるさまを目の当たりにし、いつのまにか鏡の中の自分をしっかり見つめることができていました。

「素のままの私でも悪くないかも。」

そこで初めて、自然とそのように思えました。

似合うを体験すると自信がつく

パーソナルカラー診断を受けてからは、自分にとっての顔映りが良い色と悪い色がわかり、戦略を立てて買い物ができるようになりました。

私の場合は、コントラストがはっきりしてる強い色は苦手。着ると顔に影ができて、くすんで見えます。

なので白を着るときは、真っ白ではなくオフホワイトやアイボリーを選ぶなど工夫するようになりました。

ワードローブを似合うもので固めると、日々の似合う・似合わないの波がなくなるので、少しずつ自信もついてくるようになりました。

 

そうすると、周りの人たちの中に

「その色似合うね!」なんて着ているものを褒めてくれる人がでてきました。

 

以前の私なら、服を褒められたと感じるだけだったでしょう。

でも、パーソナルカラー診断を受けてからは、

  • 服だけでなく、服と調和しているに自分全体が褒められている
  • 自分で似合う服を自分で選び取れる自己プロデュース能力も褒められている

と、二重の意味で認めてもらえていると感じ、それがさらに自信につながるという良いサイクルが回るようになりました。

 

ただ、私にとって、パーソナルカラー診断を受けて得られた恩恵は、

服を他の人に褒められるようになったことよりも、

 

  • 素の自分も悪くないと思えたこと。
  • 素材を生かすような服選びができるようになったこと。
  • 自分を認めることができたこと。

これらが一番です。

 

「自分に似合う服を着ること」は自己肯定感があがるひとつのステップになるのかもしれません。

 


 


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